■しいたけ(キシメジ科マツオウジ属)■
家庭では料理に欠かすことのできない食材のしいたけ。昔から不老長寿の食品、漢方薬として有名です。
がん細胞抑制作用のあるレンチニン、血圧降下作用のあるエリタデニン、骨を丈夫にするエルゴステロール(ビタミンD2)などが含まれています。
ビタミンB群は一般野菜に比べて2〜数倍含まれています。
◇マメ知識(1)◇ <保存方法>
しいたけはきのこの中でも日持ちする方ですが、獲れたしいたけはできるだけ低温で保存しましょう。
永く保存するには、小分けして冷凍に。調理の際は冷凍のままお使いください。


菌床しいたけ <育てる場所>
15℃〜20℃の直射日光の当たらない日陰

菌床しいたけ <育て方の注意>
菌床はケースに入った状態でお届けします。
お手元に届きましたら、まず菌床の状態を見てください。



<収穫までの手順>
(1-1)芽が親指大に育っていたら、最初に霧吹き、又はジョーロ等で水をかけてやります。
その後は、水をかけないで育てます。パキラも土の表面が乾いてきたら、水をやってください。
(1-2)芽がまだ出ていない時は乾燥に気をつけて、一日に何回か水をかけてやります。
(1-3)しいたけが成長したら、お好みの大きさで収穫してください。摘み取る時は、出来るだけ、しいたけの根元から切ります。できれば、ステンレスのはさみ、又はきれいなカッター等でお願いします。(切り口に青かび等が発生しないないようにするため)
※(注)1:しいたけが開きすぎると白い胞子が飛びますので注意してください。
※(注)2:菌床に青カビ等が付いた時は、早めに水道水などで洗い流してください。落ちきれない時は、タワシ等でこすり落としてください。青カビがついても菌床にあまりダメージはありません。

<収穫終了後の手順>
(2-1)しいたけがある程度出終わったら、十日間ぐらい菌床を休ませます。この間は水を与えないでください。
(2-2)その後、菌床が入るぐらい(バケツ等)の容器に水を入れ、菌床が浮いてこないぐらいの重石をして、目安として1〜2昼夜(その間に菌床の重さを持って確認してください)水を吸わせてやります。菌床を持ち上げた時に、重みがあれば大丈夫です。
(2-3)菌床に水を吸わせたら、乾燥させないようにして、再び二回目の収穫に向けて育ててください。
(2-4)芽が出て、親指大になるまでは毎日、水を与えてください。
(2-5)芽が出て育ったら最初の手順(1-2〜)と同様に育ててください。
※(注)1:キノコが成長するのには一週間〜十日間ぐらいが目安ですが、温度、湿度の関係で日にちの前後が生じます。